コラム

近代セールス掲載コラム: プライベートの悩みで仕事が手につかない

仕事のツライを軽くする ココロの健康管理術(第5回)

会社勤めを続けていると、仕事に集中したくてもできないような、プライベートの出来事が起こることがありませんか。

例えば、大切な人と別れた、病気が見つかった、家族が入院した――。 「あのとき、ああすればよかった」と過去の行動を悔やんだり、 「これからどうしたらいいんだ」と未来が暗闇に思えたりすると、職場で一旦忘れて仕事をしていても、ふとしたことで思い出して心が重くなってしまいます。

 

集中できないと割り切る

こういう心配事があるときは、長時間の集中はできないもの。まずは、 「そんなときは、誰でも集中できないもの」と割り切ることから始めて、仕事は短時間ごとに区切ることが大切です。

朝一番で業務をリストアップし、優先順位を付けて1時間単位で時間配分。優先度の高いものから片付けます。そして、翌日できることは翌日に持ち越してしまいましょう。

心配事があり頭の中がずっとグルグル回転していると、脳も休まりません。夜眠れず、昼間に睡魔が襲ってくることもあります。

そんな場合は、 「目頭の上」や「親指と人差し指の付け根」のツボを軽く押したり、ストレッチをしたり、席を立って部屋を出て、新鮮な空気を吸ったりするとよいでしょう。どうしても眠気が取れないときは、15分位の仮眠を取ってリフレッシュしましょう。

また、心配で疲れが溜まっているときこそ自分に優しくすることが肝要です。喫茶店でお茶を飲む、ゆったりした音楽を聴くなどして心を休ませてあげましょう。

 

表情を添えて相談

そして忘れてはならないのが、周囲のサポートを得ること。実は、職場で同じような悩みを経験している人も多いので、人生の先輩に頼ることが大切です。話してみると、あなたが想像している以上に、深い理解と有効な助言が得られます。

相談時に効果があるのが「事実+気持ち+表情」の三点セットです。事実だけではなくて、自分の気持ちを表現し、気持ちに沿った表情を添えるのがポイント。例えば、 「母が入院してアタフタしているんです(慌てた顔) 」とか「彼女と別れて落ち込んでるんです(沈んだ表情) 」とか「育児が大変でクタクタなんです(疲れた様子) 」とか。

「プライベートと仕事は別」と割り切らずに、日頃の雑談などで家族構成や家庭での出来事なども、さりげなく伝えておくといいですね。人は頼られると嬉しいもの。その後の人間関係も深まり、仕事でも可愛がってもらえますよ。